各章の表題_魅せ技_2-0_2-1

魅せ技編2−① ツイスター

ツイスターってどんな技?


ツイスターはDFが距離を詰めてきたところを
カウンターでボールを浮かせてかわしつつ
体は180度反転しながら抜いていく技術です。

ツイスター見本1

ツイスター見本2



ボールを逃しつつ反転するのはマタドールと似ていますが、
体の通る場所が違います。
マタドールはカットインへ、ツイスターは縦へ抜けます。
(そのため体が反転する方向も逆になってます)

ツイスター比較



一番の難所はボールタッチ

シャペウするときのボールの浮かし方が特徴的で
ここをマスターしないとツイスターはできません。

ポイントは蹴り出すのではなく、引き上げる。
膝を中心にスイングするのではなく、
膝を後方に引いてつま先をボールの下に滑り込ませるんです。
スネ辺りが支点になって、膝を引っ込めてつま先を振り出すイメージです。
つま先をスナップさせるために、膝が一瞬逆方向に曲がっているように見えるほど、強く膝を後方に引き下げましょう。

膝伸ばし



まずはスナップシャペウ

何にせよまずはスナップでボールを浮かせる動作をマスターすることから始めましょう。
ボールを引いて→スナップする
という流れですが、この2つの動作の間に
軸足バックステップ
を入れてあげることがスナップの精度を飛躍的に向上させてくれます。
これはツイスターも通常のシャペウも同じです。

バックステップ2

通常のシャペウも同じ↓

バックステップ


この軸足バックステップの効果は2つあり
①スナップのタイミングの幅を広げる
②DFを引きつける「間」を作る

です。
①スナップのタイミングの幅を広げる
スナップはタイミングを間違えてしまうと高く上がらなかったり、
前に飛んで行ってしまったり、ボールを奪われてしまうような致命的ミスに直結します。
タイミングを計ることはこの技の成否を決める最重要ポイントです。
まずは軸足バックステップでタイミングを計ることに慣れましょう。

②DFを引きつける「間」を作る
ボールを引く動作自体がDFを誘うことですが
ここで軸足バックステップで「引き」の幅を広げて「間」を作ることで
よりDFを誘うことができてカウンターが成立しやすくなります。



蹴り出すシャペウもある

一方で普通に膝を中心に膝下をスイングさせるシャペウもあります。
ボールの下をカットするように蹴って、パワーがバックスピンへ変換されているのがわかります。

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