トレーニング編2章〜序章〜 カットインの基本形
この章を読めば、下の動画のようなカットインのドリブルを身につけることができます!
※このカットインをマスターする前に、縦ドリブル=縦一閃を身につけておくことを強くお勧めします。
縦一閃は【ロジック編全章】【テクニック編全章(特に2,5,6章)】【トレーニング編第1章】で徹底解説しています。
「縦があるから中」が基本のカットイン
これまでカットインは【縦を極めれば拓ける】と解説してきました
(理論編【第5章①】 縦からの中を参照してください)。
それは、
縦へのドリブルの圧力でDFを後退させて、カットインする
ということです。
ではどうやって縦への圧力を出すか。
手段は様々、縦に行くフリをしたり、目線で騙したり、などありますが、
これらはいわゆるフェイントと呼ばれるものです。
ここでのフェイントに求められる条件は
フェイントに労力を割かないこと
フェイントがカットインの動作を兼ねること
です。
フェイントの動作でバランスを崩していたら元も子もありませんし、
フェイント自体がカットインの動作の一部なら、より効率よくDFを抜くことができるはず、といことは納得してもらえると思います。理論編で紹介した下の動画では、フェイントの軸足踏み込みによって、地面反力を得ている=カットインの動作の一部になっていることを表しています。
それではカットインの動作について考えてみましょう。
縦一閃と見せてカットインするときは、
①軸足を踏み込んでから
②逆足アウトサイドでボールを押し進める
の2モーションで行います。
この軸足の踏み込みが、縦への圧力=フェイントを兼ねていれば、上記の条件を満たすことになりますよね。実際に下の動画では踏み込みがDFを大きく後ずさりさせる縦の圧力として働いています。
カットインの動作には色々ありますが、まずは
【縦圧力を出す軸足の踏み込み】からのカットイン
を徹底的にやっていきましょう。
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