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腕を使う

ここまで距離を詰めること、シンクロ、緩急に気をつけるなど、
ディフェンスする上で大切なポイントを挙げてきましたが、
最終的にボールを奪い切るということについて考えていきたいと思います。

奪う


ボールを足で一発でカットするのは
最も手っ取り早く相手の侵攻を止める手段ですが、
レベルの高い相手のボールに直接触れることは難しいこと
ボールに気を取られすぎて抜かれてしまうリスクがあること
カットしたボールを再度奪い返されるリスクがあること
から、この一発カットにはあまり期待をしないほうが良いです。
(もちろんボールがこぼれてきたらカットします、これは第2話で紹介した通りですね!)

そのため大抵は相手の体を止めることでボールを奪い切ります。
そのとき体は相手とボールの間に入っていて、ボールをキープできる状態にあるので、奪い返されるリスクも低く完全にマイボールにできるので、最も理想的な奪い方と言えます。
つまり、相手からボールを奪い切る=体を入れる、ということですね。

奪う違い



この相手とボールの間に体を入れるとき、
シンクロ→軸足移動旋回で相手のコースに入る→体を入れて奪い切る
というステップを踏むことになりますが、実際にボールを奪い切るには必須の動作があります!

腕を使う

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