トレーニング編3-3表題

トレーニング編3−③ 自分より能力高いDFに有効な3歩縦一閃

瞬時に決着を付ける3歩縦一閃!
水たまりタッチ以上にDFに止める隙を与えない、最速タイミングのシュートテクニックです。
 必ずしもDFをかわし切る必要は無く、むしろ、かわす間も無くシュートに行くイメージ。縦に行く距離やスピードよりもタイミングを重視して、ササクレタッチから3歩後にシュートを放つ、非常にシンプルなスキルです。

縦一閃5歩と3歩の違い

トレーニング編第1章を読んで頂いた方は、5歩縦一閃を一通り理解してもらえると思います(読んで頂いてなくても大丈夫です、できれば読んで下さい笑)。
ササクレタッチの加速から
5歩でシュートに行くのと、3歩でシュートに行くのとでは何が違うか。
一言で表現するなら
5歩:スピードで抜き切ってシュート
3歩:ずらすだけ、抜き切らない
です。上の動画でも抜き切らず、DFがブロックする時間を与えずにシュートしています。


3歩縦一閃はタイミング優先、ずらしてドン

 実際に上の動画は3パターンの3歩縦一閃シュートですが、距離はもちろん、ササクレタッチからシュートまでのタイミングも0.97秒、0.87秒、0.73秒とバラバラで、ずらしてシュートすることを最優先にしています。
 ササクレタッチも、完全に走りに組み込む5歩とは違い、3歩ではやや弱めたタッチでシュートへ持っていきます
 実際に縦一閃5歩と3歩を比較してみると、5歩縦一閃は約8m10cm、3歩は3m90cmでした。5歩で8m10cmあるなら比率的には3歩は4m90cmあってもいいはずなのに、1mも短いんです。これはやや弱めたササクレタッチをしていることを物語っています。


99%抜けるドリブル理論との整合性

一度この理論に基本に立ち返りましょう。
これまで、99%抜けるドリブル理論のタネは

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