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DD実践編

これまで2年半にわたって99%抜けるドリブル理論を
理論編、技術編、応用技術編、魅せ技編、最強DF編、ドリブルマーカー編、ドリブル音楽論と、99%抜けるドリブル理論を体現するためのノウハウを綴ってきました。
前回のドリブル音楽論はここまでの集大成とも呼べる、ここまでのドリブル研究の結晶でしたが、今回は

99%抜けるドリブル理論を実際にやってみたい、
実際にボールを触って体現しようと行動した人たちのための実践編。

僕ではない人が99%抜けるドリブル理論を読み、
実際にボールを使って「縦一閃」「カットイン」「軸足飛ばしカットイン」にチャレンジした映像を解析、完全に再現するためのポイントを紹介していきます。

「僕ではない人」については今回、一緒にドリブルのプロジェクトに参画してもらっているDDクルーのTRICkSTAR:YOさんにお願いしました。一度ここまでのドリブル理論を全て読んでいただいた上で、縦一閃やカットインを再現できるかどうかチャレンジしてもらって、その動きを解析しました。
 ちなみにYOさんはフリースタイラーでリフティングのスペシャリスト。一方このリフティングを始めたのは25歳からで、それまでサッカー経験は無いそうです。「ドリブルに関しては素人」と申告頂いているので、きっと
【「これからドリブルしてみたい」と思っている方と重ね合わせることができるはず】
とメッセージを貰っています。

YOさんをモデルに、新章「DD実践編」、スタートします!

縦一閃

簡単に言えば
岡部の「99%抜けるドリブル理論」読んだだけで、どれくらい再現できるのか
ということですね!
縦一閃をYOさんに再現してもらった結果をまず見ちゃいましょう!

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7歩の縦一閃。実はこの例凄いんです笑 
撮影した現場でも「おおー!」と声が上がる位に。
シュートこそ枠外ですが、スピードはフリーランの97%も出ていて、自分自身の最高速に限りなく近い好記録です。ご本人も「スピードだけなら史上最高だった」と言ってました。
ではこの縦一閃をより理想的な縦一閃にすべく解析していきたいと思います。

軸足リード

まずはボールよりも先に軸足を置く、軸足リードができているかチェックしていきましょう。動画を確認してみると...

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できていますね!
でももう少しいけるはずです、岡部の例と比べると、後ボール一個分は前に軸足を踏み出せると思います(軸足の脛骨の傾きは出ているのでいいですね!)。

実はこの軸足の位置の違いが、ここから大きく影響してきます。ボールを蹴り出した足の着地位置を比べてみましょう。

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