フェンシング日本代表にドリブル理論 伝授
先日フェンシング日本代表からオファーがあり
ドリブル理論(間合いの可視化)を伝えさせて頂きました
競技は違えど同じスポーツ(エンターテイメント)
として本質的な部分は一緒なので
微力でも何か力になれる事があればと挑戦しました
内容としては僕の武器である
『見えないものを可視化する力』=『言語化』
を中心におきながら可視化する考え方やドリブル理論
(サッカーでの間合いから自分流に落とし込んでもらう)を展開
フェンシングは対人の駆け引きに特化したスポーツなので
間合いとステップの細分化が非常に進んでいて
個人的な見解ですと、指導というかセッションをしながら高めあい
より極地を求める有意義な時間となりました
フェンシングのフィールドは縦長で
横に移動するステップは基本的にはなく
前後の動きはステップ
左右の動きは剣のしなりや動かし方
で創り出すとの事でした
サッカーのように
ステップで前後左右の動きを創り出すわけではないが、同じように前後左右に選択肢を多く持てるよう工夫されていて面白かった
色々な話をしていく中で浮き彫りとなったのは
フェンシングも体格・身体能力で勝る相手に勝つ為には感覚だけでは難しく、
【勝利の可視化】が必要だという事
ですので
『見えないものを可視化』=再現性UP
(感覚的なもの→分析・解析→言語化
→見えなかったものが見える(想像できる)→再現性up)
の例として僕なりにドリブルの可視化講義をしました
可視化したことにより再現性がUPしたとしても
それを実行する勇気が無ければ本末転倒なので
**『あなたは何の為にフェンシングをやっているか?』
『あなたは何の為に生きているか?』 **
を問い、挑戦の先に失敗はないことを
各々に再確認してもらいました
選手の挑戦に対する恐怖を
【勝利の可視化】と【挑戦の先をみる】
この2方向から**取り除いていきました **
このセッションはお互いにリスペクトがないと
決して成り立たない講習会で(僕はフェンシングを深く知らない人間)
フェンシング日本代表の皆様からは大切な事を学ばせて頂きました
僕が逆の立場でこのような取り組みができるのかと考えた時に
彼らの心の在り方に感服しました
フェンシングで育む『騎士道』が
帰り道ずっと僕の頭の中を巡っていました
そして先日ドイツで開催された
フェンシング ワールドカップ団体戦
なんと日本代表は3位!メダル獲得😭おめでとうございます
(※写真はフェンシング協会強化部アナリスト千葉さんより提供)
そして試合後にこのメールを頂いた時
僕自身1歩踏み出しこの挑戦を受けて良かったと心の底から感じました
引き続き2020年オリンピックに向けて僕にできるサポートを微力ではありますがしたいと思います。ありがとうございました
↑西藤 選手
↑野口 選手
僕にお声がけくださった、フェンシングアナリストの千葉さん
僕は伝える立場ではありましたが、僕が学ばせて頂く事ばかりでした
今回の僕の指導を自己採点するならば25点くらいで
日本代表の皆さんが意図を汲んでくださらなければ成り立たない内容でしたが
逃げずにトライさせて頂いて、足りてない事が明確になったので
次は100点になるよう精進したいと思います
ありがとうございました
第71回全日本フェンシング選手権大会個人戦 決勝戦チケットは完売とのことで
12月6~8日に駒沢体育館で開催される予選、観覧無料で観戦できるとの事なので是非興味がある方は見てみてください。圧巻です!
http://fencing-jpn.jp/news/15407/
今後はフェンシング界から学んだことを活かし、サッカーだけでなく
色々な垣根を超えてチャレンジしていきたいと思います
2020年オリンピックに向けて
フェンシングを始め、ボクシング、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、空手と多くのスポーツで
感覚の可視化で貢献できたらと思います
お楽しみに
亀田和毅 選手 世界チャンピオン👍凄い!!おめでとうございます!