魅せ技編2-2

魅せ技編 2-② ツイスターを実戦でキメるために

ドリブルデザイナー 岡部将和

前回でツイスターの一連の動作について解説しました。
やっぱりこの「スナップ」でボールを引き上げるのが難関で、
練習量は一定量必要なのは否めません。
「蹴り上げる」のではなく、「引き上げる」イメージを持って
軸足バックステップを忘れずに!

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さあ、ある程度動作が体に定着してきたら
いつ、どうやって使うか?ですね。
いつも通り
間合い=距離と角度
から行きましょう。

ツイスターの距離感

ボールタッチの瞬間は
DFが目一杯足を投げ出してもギリギリ届かない距離
が理想です。
ツイスターはボールを引いてからのスナップで浮かせるので、
一瞬わずかに「DFがギリギリ届かない距離」の内側に入り
遠ざかって理想の距離でシャペウ、という流れです。

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**ツイスターは正対で!**

DFと対峙する角度は、正対=約180°で仕掛けるようにしましょう。
(DFの真後ろにゴールがある状態)
これって結構意外な、重要なコツです。
なぜなら、
距離を変えずに角度をずらしていくのが99%抜けるドリブル理論の真髄
なので、ここは一見矛盾にも思えるポイントなんです。
↓距離を変えずに角度を変える、の図

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この迂回の動きがすべての基本なのですが
一方ツイスターを繰り出す際には、逆に角度を戻すように中央に寄っていっています。

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相手の想像を上回る大技で多くの人を魅了します。 いくつかのタッチを組み合わせた大技は意識して練習する事で、 楽しみ見ながら基礎となる一つ一つのタッチも磨く事ができます。 ※ロジック編、テクニック編、応用技術編を見てから挑戦すると更に質が上がります。

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