
カットインのステップ ドリブルマーカー3
ドリブルをステップに着目して解析する本シリーズ、前回の縦一閃に続いて
今回はカットインです!
通常カットインは「縦からのカットイン」を勧めているんですが
ここでは敢えて、「中と見せて中」という
ガンガンにこじ開けていくカットインを紹介していきます!
タップカットインとは
実際のタップカットインを見てみましょう。
タイミングずらしで抜く、というのがこのテクニックの肝です。
カットインするボールタッチと見せかけて着地(地面をタップ)
そこから一気に加速して相手を振り切りにいきます。
タップカットインは完全に抜き切るというよりもずらしにいく、というイメージが強いです。もちろん抜き切れる場合もありますが、一気にカットインに飛び出すというよりも、コンパクトに加速してシュートコースを確保する感じです。
僕はタップカットインで仕掛ける場合、3歩でシュート、あるいは次のタッチを行います。一方踏み込みカットインや軸足飛ばしの【縦からの中のカットイン】の時は、一気に飛び出して完全に振り切ることが多いので、5歩後にシュートが基本です。
【縦からの中】の方が一度DFを後ろ重心にするので抜き味は良いのですが、ある程度角度をずらしてヨーイドンで勝てる角度に近づく必要があります。一方、
【中からの中】は、ずらしてシュートコースを確保するイメージなので前者より抜き味は劣りますが、180度に近い角度でも仕掛けられます。つまり、「円状に迂回する」という過程を省略できる、という利点もある事を頭に入れて置きましょう。
タップカットインのステップ
前置きが長くなりました!それではタップカットインのステップを解説していきます。いつものドリブルマーカーで表現すると、こんな感じです↓
①長→②短→③中 の順でタッチします。
このテクニックは、
「カットインが来る!」と緊張→
やっぱりこないと緊張を解く→一気に加速されてついて行けない
という流れでDFの力が入らないタイミングで仕掛ける技術です
②の【短】のステップが大事!
まずは、いかに「カットインが来る!」と緊張させるかが重要。
この「カットインが来る!」の鍵を握るのが②の短のステップです。
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