テクニック編第4章の表題

テクニック編第4章① 切り替えタッチ

この章を読めば、ドリブル速度を最大にすることができます!
ここで指すドリブル速度最大とは、最も「時間のロス」がないドリブルのこと。

「時間のロス」はどこで起こるか。実は前章で紹介して来た「軸足リード」をしているときに起こります。「軸足リード」はいつでも勝負に行ける臨戦状態である反面、ドリブル速度自体は低いんです。
 一方フリースペースを行くような「軸足バック」状態でのドリブルは、
DFの足が届く範囲にいるとボールを失いやすい反面、ドリブル速度は高い。
 下の動画を見てもらえればわかりやすいと思います。

 
繰り返しになりますが、
前章の臨戦タッチで触れてきた「軸足リード」
いつでも勝負(スプリント)に行ける姿勢であって、速度自体は高くありません。
逆に速度が最も高いのは「軸足バック」です。「軸足バック」は
最高速でボールを運ぶことができますが、1対1の駆け引きには向きません。

つまり
できるだけ「軸足バック」で運び、「DFがギリギリ足が届かない距離」に到達したら「軸足リード」に切り替える。
これが最も時間のロスがない形=ドリブル速度を最大にする形です。
 一方「DFがギリギリ足が届かない距離」に達していないのに「軸足リード」に切り替えてしまう場合は、無駄にスピードを落とし、トータルとして遅いドリブルになってしまいます。
 逆に「DFがギリギリ足が届かない距離」に入っているのに「軸足バック」のままだと、相手DFにボールを奪われるリスクが増大します。
まとめると下の図のようになります↓

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