応用技術編2−①キックフェイントのロジック
99%抜けるドリブル理論は
ロジック×テクニックで出来ていると解説してきましたが
このキックフェイントもまた、
ロジック:キックフェイントに引っかかるタネ
テクニック:タネを実現するためのタッチ・体の使い方
で出来ているんです。
キックフェイントの動作(テクニック)自体は
蹴るフリをするだけなので誰にでもできます。
でもキックフェイントをしたからと言って、
必ずしもディフェンスが引っかかる訳ではないですよね
引っかかるキックフェイントには必ず引っかかるだけの理由がある。
引っかかる理由(ロジック)にフェイント動作(テクニック)が合わされば
ディフェンスが吹っ飛ぶようなキックフェイントができる
という訳です。
**どんな状況でキックフェイントは有効か**
ディフェンスがキックフェイントに引っかかる理由を一言で表すと
足を投げ出さなければブロックできないからです。
ポイントは「足を投げ出す」というところ。
ディフェンスが「足を伸ばす」くらいでコースを塞げるのでは、
フェイント後も振り切れません。
切り返されたら後が無い!
というくらい足を 「投げ出さないと止められない」 状況が必要です。
これは裏を返せば「足を投げ出せばブロックできる」と言う事でもあります。
この一言には多くの含みがあるので、1つ1つ解説していきます。
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