応用技術編3-② 最強のまた抜き:小指また抜き
小指また抜きは一番実用的なまた抜きです。
アクション系また抜きは他にも
親指また抜き、エラシコまた抜きなど様々ありますが、
この小指また抜きが最も抜き味がいいんです。
↓実際抜いた後もスムーズに加速できているのがわかると思います。
小指また抜きの距離感
見ての通り、小指また抜きは縦一閃のフォームそのままに繰り出すので、
走りに組み込みやすいということが大きな要因です。
また抜きのロジックは
DFが足を出さざるを得ない状況で、空いたコースに行くと思わせて
股下にボールを送りこむ
ですが、
縦一閃のフォームそのままであることが
DFに「足を出さざるを得ない」「行くと思わせる」ことに直結します。
小指また抜きは、ある程度走ることを前提としたまた抜きなので、
イエローゾーンの中でもややブルーゾーンよりで使うことがオススメです。
これよりも近すぎると、小指よりも親指また抜きの出番になってきます
(理由は後ほど)。
タイミング:ボールを動かす→踏み込む→また抜き
また抜きが成立する距離感については前述の通りですが、
タイミングも非常に重要なポイントです。
また抜きの大半は、静から動に移る瞬間に成立します。
つまり
オフェンスもディフェンスも静止した状態から
「せーの」で動いたときにまた抜きが入る
ということ。
だから小指また抜きをするときの流れは、
ボールを動かす:動
→踏み込む:静
→また抜き
です。ほぼ100%この流れで小指また抜きしています。
縦一閃の基本動作そのものですが、この動→静→股 を意識するとまた抜き成功率は飛躍的に上がります。