ダブルタッチ ドリブルマーカー15
みんな大好きダブルタッチ!今回はダブルタッチをドリブルマーカーで
分かりやすく解説していきます。
ダブルタッチは過去にも書いた通り
「逃げ」と「突破」を同時にできるマルチタスク技です。
動作は見ての通り
片足のインフロント〜インサイドでずらして「逃げ」て
逆足のインサイドで受けて前に向かって押し進んでいく「攻め」ていく
とてもシンプルなモーションでできています。
ところがドリブルマーカーの観点で考えると、同じダブルタッチでも
全く違う2つのパターンに分類できます。
空踏みがあるかないか
それはとっても単純で、
ファーストタッチの足が一度地面を踏み込む【空踏み】があるかないか。
それぞれのパターンをドリブルマーカーで示してみました。
基本的に【空踏みあり】の方が
ボールを正確にタッチでき、サイドステップの幅も広く取れるのでダブルタッチを行うには有利に働きます。一度空踏みしているので、地面を踏みしめて十分に力が入った足でタッチできるのは大きな利点です。
逆に【空踏みなし】の場合は、空中を振り下ろす足でファーストタッチするので、ちょっと難易度が上がりますし、幅も【空踏みあり】ほど広くは移動できません。
ここでの【空踏み】はダブルタッチの【準備動作】です。
基本的にダブルタッチは足を出してきたDFに対するカウンターですが
準備あり=【空踏みあり】で誘ってからカウンターする場合と
準備なし=【空踏みなし】で急に出された足にカウンターする場合
の2種類に分けられます。
【準備あり】空踏みで誘ってカウンターダブルタッチの例
空踏みすることでDFの足を誘ってカウンターダブルタッチの例です。
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