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実録 股抜き!

オンラインアカデミーも思いっきり尽力中ですが、
こちらも全力で連載していきます!
今回は実録股抜き編です☆

小指2

修正2

右右2

実戦で僕が股抜きを決め手として選んだ立会いをピックアップして、
なぜ股抜きを選んだのか
どんな駆け引きがあったのか
についてお届けしていきたいと思います。
これを読んでもらえれば、
相手との駆け引きを支配して、主導権を握って攻めることができたり、
窮地に立たされた時も活路を見出すヒントになるかもしれません!

股抜きは大きく3つに大別できます。

強制型:股を開かざるを得ない状況にもっていき、股抜きする
ピンチ脱出型:詰め寄られたところを股抜きで形勢逆転
誘いカウンター型:パフォーマンス寄りの股抜き

上の2つがより実戦的なものですね。
試合でも大いに活躍してくれると思います。
今回は上の2つ、強制型、ピンチ脱出型を解説していきます!

強制型股抜き

ある程度こちらが余裕を持ってボールを動かし、積極的に相手と駆け引きに行く際に使います。ヨーイドンで勝てる角度付近で発動することが多いです(ヨーイドンで勝てる角度にいるなら縦一閃しましょう)。

■親指股抜き
まずはお馴染み親指股抜きです。

小指

縦への圧力でDFの足を開かせる、最も基本的な強制選択型の股抜きです。
 この勝負ではラボバのステップ、引いて止めて(若干引き寄せて角度作り)踏み込みで強烈な縦への圧を醸してからの親指股抜きしています。そもそもDFは縦ドリブルに弱い逆半身(右足が前)の姿勢だったので、縦への恐怖から、右足を出さざるを得ないだろうと感じていました。念のため踏み込みの際にDFの動きを確認、この段階で明らかにおかしい動き、思い切り股を閉じるなどがあれば、縦一閃に切り替える準備をしていました(明らかにおかしい動き=破綻した守り になるので、通常のプレーヤーであればこの選択をすることは、まずありません)。スローで駆け引きを確認してみてください↓

スロー


 尚、以前、逆半身はダブルタッチのチャンス、とお伝えしましたが、
親指股抜きの方が抜き味がいいので、ここは親指股抜きでの突破を選びました。

■ファントム(小指また抜き)

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