
魅せ技編4−② SEKAIを3つに分解する
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前回解説した通り、SEKAIは
①自発的にカットインで仕掛けてずらす
②スリップ&振り向きでシンクロする
③リフト&タッチでDFと入れ違いになる
という3ステップで構成されています。
その中でボールタッチする回数は5回。
①で2回(押し出し&ストップ)
②で1回(スリップをつま先で止める)
③で2回(リフト&タッチ)
です。
難しいのは何と言っても③の2回のタッチですが、
このラストを精度良くやるためには①②の過程でしっかりコントロールすることが重要なので、まずは①から順番に確認していきましょう。
①自発的にカットインで仕掛けてずらす
まずはカットインへ仕掛けに行く1タッチ目。
アウトサイドでプッシュしますが、決して足先で突くような、ボールが体から離れるようなボールタッチはしないようにしましょう。通常のカットイン同様、ひざ下を内側に畳みつつ、ボールが体から離れすぎないようにします。
そして、もしDFが反応しないなら、そのまま続けてカットインする、という前提を忘れないようにしましょう。
そして2タッチ目が重要!
2タッチ目は、カットインへ持ち出したボールを足裏で止めます。
ここでDFのカットインへの反応を見ながら、2タッチ目の長さを決定しましょう。
DFの反応が遅ければボールを踏む時間を溜めて
DFの反応が速ければボールはほぼ踏まずにスリップへ持ち込みます。
相手の想像を上回る大技で多くの人を魅了します。
いくつかのタッチを組み合わせた大技は意識して練習する事で、
楽しみ見ながら基礎となる一つ一つのタッチも磨く事ができます。
※ロジック編、テクニック編、応用技術編を見てから挑戦すると更に質が上がります。
魅せ技編4−② SEKAIを3つに分解する
ドリブルデザイナー 岡部将和
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