各章の表題_note_のコピー3-2

魅せ技編3−② ヒールリフトでどう抜くか!?

投げる軌道はDFと自分の間
ヒールリフト=頭上越えの技
と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
自分が走り抜けたいルートを想定すると、
むしろ頭上通さないほうが都合が良いことがわかります。

頭上を通せば確かにDFの真裏に行けて抜き味抜群ですが、
自分が通れるのはDFの右か左だけ。
真裏にボールが落ちると若干遠回りなんです。

スクリーンショット 2019-11-07 10.09.47


自分の真上であれば都合もいいし、よりDFにカットされづらく安全、
かと思いきや、
自分の真上だとボールの視認が遅れたり、
ボール位置や周囲のプレーヤーを視野に収めづらかったりと、
こちらも何かとプレーしづらい。

だから
自分とDFの間の空中を通してあげると、
カットされずかつ次のプレーがやりやすい

というわけです。

通し


まずは慣れるまで、
下半身をひねってボールを目視しながら持ち上げて
あげれば、
この自分とDFの間の空中を通すことは簡単です。
DFの頭上や自分自身の頭上ではなく、
自分とDFの間の空中 

と念頭に置いてあげるだけで十分なので、まずは実際にやってみて、
感触を確かめてみてください。

ひねりと

慣れてきたら、目視は持ち上げる瞬間までで、そのあとは
「視えている」程度、視界に入れておく程度にして次の「動作」の方に
集中すると、以後のプレーにスムーズに移行できます。


DFの足の届く範囲を通過する

ヒールリフトはボールを空中に逃すので、
動作が成功すればディフェンスにカットされる心配はありません。
だから体は思い切ってDFの足が届く範囲、
おなじみの「円状に広がる領域」に飛び込んでいきましょう。

画像4



いつも迂回したルートを、ショートカットできてしまう、ということですね!
ここまでnoteや書籍を読んでくださっている方なら、
このショートカットのありがたさは感じてもらえるのでは^ ^

比較

せっかくショートカットできるので、
僕はあえてDFと対峙する角度を180度付近でヒールリフトを発動します
(ボール、DF、ゴールが一直線に並んだ状態)。
角度がある状態からヒールリフトで抜こうとするなら
一度正対に戻してからのほうがやりやすいくらいです↓

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