魅せ技編3−② ヒールリフトでどう抜くか!?
投げる軌道はDFと自分の間
ヒールリフト=頭上越えの技
と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
自分が走り抜けたいルートを想定すると、
むしろ頭上通さないほうが都合が良いことがわかります。
頭上を通せば確かにDFの真裏に行けて抜き味抜群ですが、
自分が通れるのはDFの右か左だけ。
真裏にボールが落ちると若干遠回りなんです。
自分の真上であれば都合もいいし、よりDFにカットされづらく安全、
かと思いきや、
自分の真上だとボールの視認が遅れたり、
ボール位置や周囲のプレーヤーを視野に収めづらかったりと、
こちらも何かとプレーしづらい。
だから
自分とDFの間の空中を通してあげると、
カットされずかつ次のプレーがやりやすい
というわけです。
まずは慣れるまで、
下半身をひねってボールを目視しながら持ち上げてあげれば、
この自分とDFの間の空中を通すことは簡単です。
DFの頭上や自分自身の頭上ではなく、
自分とDFの間の空中
と念頭に置いてあげるだけで十分なので、まずは実際にやってみて、
感触を確かめてみてください。
慣れてきたら、目視は持ち上げる瞬間までで、そのあとは
「視えている」程度、視界に入れておく程度にして次の「動作」の方に
集中すると、以後のプレーにスムーズに移行できます。
DFの足の届く範囲を通過する
ヒールリフトはボールを空中に逃すので、
動作が成功すればディフェンスにカットされる心配はありません。
だから体は思い切ってDFの足が届く範囲、
おなじみの「円状に広がる領域」に飛び込んでいきましょう。
いつも迂回したルートを、ショートカットできてしまう、ということですね!
ここまでnoteや書籍を読んでくださっている方なら、
このショートカットのありがたさは感じてもらえるのでは^ ^
せっかくショートカットできるので、
僕はあえてDFと対峙する角度を180度付近でヒールリフトを発動します
(ボール、DF、ゴールが一直線に並んだ状態)。
角度がある状態からヒールリフトで抜こうとするなら
一度正対に戻してからのほうがやりやすいくらいです↓
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