第25節 ビッグブリッジ
実は本noteで解説するのは初めてのビッグブリッジ!
何気に岡部の技の中で真似るのが最も難しいかもしれない抜き技です。
前回のハリケーンでは、止まってはいけない、といことがポイントで、というのも
このハリケーンの5タッチが右→左→右→左→右と左右交互の5タッチで構成されているから。これってなかなか珍しい、というか唯一空踏みもなく左右で繰り出す連続タッチ技です。
と、紹介してきました。
実はこのビッグブリッジも止まってはいけない系の技で
右→左→右の順で空踏み無しに連続3タッチする技です。
5タッチのハリケーンに比べれば短いですが
ボールタッチ精度や相手との駆け引きはかなりの高難度です。
でも、これほどにDFとの僅差の距離でバチバチの駆け引きが展開される技もそうそうありません。1対1で決まれば「完全に間合いをモノにしたな」と剣術の達人になった気分になれるほど、本当に間合いのマスターへと近づける大技です。
...難しそう、というハードルをずいぶん上げてしまいましたね笑
でも大丈夫!いつもの音楽論の音を聞きながら反復練習、そしてリズム・メロディ・ハーモニーの3要素を押さえれば、確実に自分のものにできます、しかも最短で!音楽論第25節ビッグブリッジ、いってみましょう!
ビッグブリッジとは
そもそもビッグブリッジは「裏街道」と呼ばれる、DFを抜く際に
体が通過する側と、ボールが通過する側
が別々のルートを通る技のことを言います。この時ルートは左右限定で
体が右ならボールは左、体が左ならボールは右、という2パターンしかありません。頭上抜きや股抜きはビッグブリッジには含まれません。
一般的には裏街道=ビッグブリッジですが、ここではこの3タッチ抜きでの裏街道をビッグブリッジと呼びます。通常の小指で裏街道とかは普通に裏街道って呼んでいます。
この技、ぱっと見では「なんで抜けるの!?」って思うかもしれません。
お察しの通り、結構深い駆け引きがあるんです。それはラストのハーモニーの部分できっちり解説していきますが、まずは動作から、この独特のかつ高速なリズムについて覚えて、しっかりとボールタッチから極めていきましょう。
リズム:右→左→右の高速3連打
まずはビッグブリッジの音を聴いていみましょう!
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