魅せ技編1ー④ マタドール 戦術的価値と秘訣
マタドールの動作は前回網羅しました!
今回は使える間合いと注意点、そして戦術的価値について触れていきます。
マタドールの間合い
間合いはいつも通り距離と角度に分けて考えていきましょう。
結論から言うと
距離:「DFが目一杯足を伸ばしてギリギリ届かない距離」、
あるいはそれよりも中(至近距離OK)
角度:正対状態の約180°からヨーイドンで勝てる角度(どこでもOK)
■距離
■角度
遠目でも至近距離でも、角度はどこでもOK。
つまりどこでも使えるってことですね。
ただ、「DFの警戒レベル」によってタッチの幅を調整する必要があるのが注意点。
DFの警戒レベルが高ければタッチの幅は狭く
DFの警戒レベルが低ければタッチの幅は広く
するようにしましょう。
なぜなら
警戒レベルが高い→少しボールを縦に晒すだけで大きくリアクション
警戒レベルが低い→幅広くボールを晒さないとリアクションしない
からです。
晒したボールへのリアクションへのカウンター股抜き、というのが基本形
なので、この
DFのリアクションをいかに引き出すかがポイントです。
じゃあ
どうやって警戒レベルの高さが分かるの?
という疑問が出てきます。
僕の場合、距離を変えずに角度を変えていく「臨戦タッチ」への
DFの対応で判断しています。次の項目で解説していきたいと思います。
気づかれないように忍び込めるかどうか
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