テクニック編第5章③ ボール3個分戻ってくるササクレブーメラン
縦一閃のとき、ササクレで「こする」
ようにタッチすることは前の項目で解説しました。
大切なポイントは、ただ横方向にこするだけではなく、
ボールが斜め方向にバックスピンするようにタッチをすること。
ボールの中心を捉えつつ、斜め上に向かって斬る「逆袈裟斬り」のイメージです。
するとボールは足の小指方向に剥がれながら斜めバックスピンして飛び出します。
実はこのタッチ無意識にの内にやっていて、最近スーパースローを撮って確認できたことなのですが、ものすごい実用性を兼ねていたんです!
それが…
名付けて…
ササクレブーメラン!
その名の通り、ボールがブーメランのように戻ってくるんです!
上空からの映像だとめちゃくちゃ良く分かります。
バックスピンが掛かっているボールは、バウンドすると自分の所に戻ってくる。
誰でも知っている原理ですよね(一番上の動画のボール、バウンド後には自分の方に向かって転がってくる寸前で切れちゃってます苦笑)
そこまで強いスピンではありませんが、縦一閃で飛び出したボールはそれなりの距離を転がるため、わずかでもバウンドで方向が変わると結果的にボール数個分は戻ってきます。
「DFが思い切り足を伸ばしても届かないギリギリの距離」をセンチ単位で測りながらやっている僕に取って、ボール数個分は絶対見逃せないアドバンテージ。
みなさんも、「これ使えたら便利だな!」って思っているはずですよね笑
実際空撮の様子からバックスピンによって戻ったであろう幅を解析したところ、
斜めバックスピンによってボール約3つ分は自分のところに戻ってきていることが分かりました!
次の項目でこのササクレブーメランが生み出す大きな利点について詳しく解説します!
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